Example 2022.6.22

Piggy Bank- You just can't resist putting coins in! 貯金したくなる箱

箱とVIVIWARE Cell
   第四弾
箱とVIVIWARE Cell
   第四弾

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使っているVIVIWARE Cell VIVIWARE Cell


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    C

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    C

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    M

その他使っているもの Other Parts


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  • ビニールタイ
  • 両面テープ(厚手)

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  • Vinyl Twist Ties
  • Double-sided tape (thick))

つくるもの

なんとなく自分が子どものころに自動販売機つくりたいなーと思っていたことを思い出して、自動販売機をつくろう!とおもったのですが、自動販売機は複雑で簡単に作ることは難しいです。

なので、まずはお金を入れる部分だけ作ってみよう、ということで考えたのが「お金をいれたくなる箱」です。

 

しくみ

箱をあけると中はこのようになっています。

 

硬貨をいれるとレールを滑っていき、最後はセンサー部分(レールの最後の穴が開いているところ)の上を通過するので、そこでお金が通ったことを検出して音を鳴らします。

 

つくりかた

ハードウェア

まずは、箱の作り方です。

過去の箱シリーズでおなじみの図面を使います。

斜線を引いている部分は切り抜きします(レールを通す穴)。

VIVIWARE Cell Mounter(以降、Mounter)を置いているところは、箱を組み立てたあとにセンサーを取り付ける位置になります。

Mounterを中央において、取り付け用の穴を二か所空けておきます。

ビニールタイでMounterを固定します。

 

 

箱をカットして組み立てるとこのようになります。

 

 

次に硬貨をいれるレールを作ります。

図面はこちらです。(工作用紙の余った部分で作ることができます。)

両端の5mmは折り曲げて、硬貨が落ちないためのガイドにします。

また、左から4cmのところで折り曲げます。

 

 

組み立てるとこのようになります。

 

 

VIVIWARE Cell Color Picker(以降、Color Picker Cell)をMounterに取り付け、Color Picker Cellの上に両面テープ(厚手のものがよい)を貼っておきます。

 

さいごに、レールを箱側面の穴に通し、Color Picker Cellの上の両面テープに固定して終わりです。

プログラム

詳しいプログラムを説明する前に、なぜ硬貨の検出にColor Picker Cellを使ったのかを説明したいと思います。

 

最初はVIVIWARE  Cell Measure(以降、Measure Cell)を使うつもりでした。

Measure Cellを使うと硬貨がセンサーの上を通ったときに距離が一瞬だけ小さくなるため、それで検出できると考えたからです。

しかし、実際に実験してみるとうまくいきませんでした。

これはMeasure Cellの反応速度が遅く、硬貨が一瞬通貨したくらいだとうまく反応をしてくれなかったためです。

 

そこで、今回はColor Picker Cellを使いました。

Color Picker Cellは硬貨が通過すると、一瞬だけ読み取る色が変化するためです。

正確には、”色”ではなく”明るさ”の変化で検出しました。

硬貨が上にないときは箱の中は暗いため明るさ(HSVV)が小さい値なのですが、硬貨がセンサーの上にくると光が硬貨に反射して、Vが大きい値に変化します。

そのVの変化を検出しました。

 

それらを踏まえて作ったプログラムがこちらです。

 

Color Picker Cellの明るさVの値をCompareモジュールに入れます。

Vの値が30を超えるとCompareモジュールからtrueが出力され音が鳴ります。

30という値は、自分が作ったものや使う環境に合わせて調整してください。

さいごに

応用として「お金を入れるとVIVIWARE Cell Message Boardに表示する」ということもできます。

どんなプログラムになるかは自分で考えてみてください。

 

その他の箱シリーズ

 

つくりかた」に戻る

 

(Created by Shozaburo Shimada)

つくるもの

なんとなく自分が子どものころに自動販売機つくりたいなーと思っていたことを思い出して、自動販売機をつくろう!とおもったのですが、自動販売機は複雑で簡単に作ることは難しいです。

なので、まずはお金を入れる部分だけ作ってみよう、ということで考えたのが「お金をいれたくなる箱」です。

しくみ

箱をあけると中はこのようになっています。

硬貨をいれるとレールを滑っていき、最後はセンサー部分(レールの最後の穴が開いているところ)の上を通過するので、そこでお金が通ったことを検出して音を鳴らします。

つくりかた

ハードウェア

まずは、箱の作り方です。

過去の箱シリーズでおなじみの図面を使います。

斜線を引いている部分は切り抜きします(レールを通す穴)。

VIVIWARE Cell Mounter(以降、Mounter)を置いているところは、箱を組み立てたあとにセンサーを取り付ける位置になります。

Mounterを中央において、取り付け用の穴を二か所空けておきます。

ビニールタイでMounterを固定します。

箱をカットして組み立てるとこのようになります。

次に硬貨をいれるレールを作ります。

図面はこちらです。(工作用紙の余った部分で作ることができます。)

両端の5mmは折り曲げて、硬貨が落ちないためのガイドにします。

また、左から4cmのところで折り曲げます。

組み立てるとこのようになります。

VIVIWARE Cell Color Picker(以降、Color Picker Cell)をMounterに取り付け、Color Picker Cellの上に両面テープ(厚手のものがよい)を貼っておきます。

さいごに、レールを箱側面の穴に通し、Color Picker Cellの上の両面テープに固定して終わりです。

プログラム

詳しいプログラムを説明する前に、なぜ硬貨の検出にColor Picker Cellを使ったのかを説明したいと思います。

最初はVIVIWARE  Cell Measure(以降、Measure Cell)を使うつもりでした。

Measure Cellを使うと硬貨がセンサーの上を通ったときに距離が一瞬だけ小さくなるため、それで検出できると考えたからです。

しかし、実際に実験してみるとうまくいきませんでした。

これはMeasure Cellの反応速度が遅く、硬貨が一瞬通貨したくらいだとうまく反応をしてくれなかったためです。

そこで、今回はColor Picker Cellを使いました。

Color Picker Cellは硬貨が通過すると、一瞬だけ読み取る色が変化するためです。

正確には、”色”ではなく”明るさ”の変化で検出しました。

硬貨が上にないときは箱の中は暗いため明るさ(HSVV)が小さい値なのですが、硬貨がセンサーの上にくると光が硬貨に反射して、Vが大きい値に変化します。

そのVの変化を検出しました。

それらを踏まえて作ったプログラムがこちらです。

Color Picker Cellの明るさVの値をCompareモジュールに入れます。

Vの値が30を超えるとCompareモジュールからtrueが出力され音が鳴ります。

30という値は、自分が作ったものや使う環境に合わせて調整してください。

さいごに

応用として「お金を入れるとVIVIWARE Cell Message Boardに表示する」ということもできます。

どんなプログラムになるかは自分で考えてみてください。

その他の箱シリーズ

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