Digital yet Analog Clock, Part1
デジタルでアナログな時計
その1
サーボモーターの音を聞いてたら秒針に聞こえたので、
時計の針にしたらそれっぽいのでは?
そんなときはやってみよう!
サーボモーターの音を聞いてたら秒針に聞こえたので、
時計の針にしたらそれっぽいのでは?
そんなときはやってみよう!
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使っているVIVIWARE Cell VIVIWARE Cell
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C
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M
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S
その他使っているもの Other Parts
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どんな挙動にするか
付属のサーボモーターは180度までしか回転しない しかし、時計は360度ぐるぐるまわり続ける そこで、 アナログメータみたいにすればいいのでは? と思いつきました。
こんなやつ。(参考:https://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-00142/) 「端まで行ったら0に戻る」感じがサーボモーターらしさのある動きで味があるので採用! 動きが決まったので、実際に作ってみよう!
秒針のみをサーボモーター
1セットに2種類のサーボモーターが1つずつあるので、 とりあえず、秒針だけサーボモーターで作ってみます。
しかし、秒針だけだと味気ないし、大事な時間が分からないので、VIVIWARE Cell Message Board(以降、Message Board Cell )に【時】と【分】を表示します。
3DCADでモデリング
メインの板
Message Board Cell が落ちないように固定する蓋。
こちらは針。 サーボモーターの取り付けパーツにはめて使います。
サーボモーターの個体差による0の位置ズレを調整できるようにするために、針は両面テープで固定することにしました。
2DCAD*1で文字盤を作成
3Dプリンタで目盛を描くと見づらそうだったので、紙に目盛を印刷して貼り付けることにしました。 (*1: CADとは、設計図や図形などをコンピューター上で簡単に描けるようにしたソフトのことで、2DCADは2次元(平面)に特化しています。)
貼り付け手順
1. 円カッター中心の円をカット(サーボモーターを避けるための穴) 2. 外周をカット 3. T字の線と外枠を板の線に合わせて貼る
完成
ピッタリな寸法でプリントできたので、ネジ止めしなくても固定ができました。 お試しなので、紙や針はテープのりで簡単に貼り付けました。
Message Board Cellを取るとこんな感じ。
3辺は引っかかりを設けて、蓋の1辺は引っかかりがない構造です。
プログラムはこちら
※2021/09/02配布
このQRコードを「ハードウェアを追加」で起動するカメラで読み込むと、プログラムをダウンロードできます。
【秒】にはScaleモジュールを使い、サーボモーターの±反転と0-60の位置調整に使っています。 (サーボモーターの個体差の影響はここを調整)
【時】と【分】は10以下のとき、10の位が無くなってしまうので、それを補うために0を付け足す条件を入れました。
【:】だけでは寂しかったので、1秒ごとに点滅するようにしました。
動画
是非、音ありで御覧ください!
全部サーボモーター
さて、ここまで作ってみて・・・ やはり、全部サーボモーターで動かしてみたいという気持ちが湧きます! ということで、【時】【分】【秒】をすべてサーボモーターにしましょう!
3DCADでモデリング
同じ形が3つ並ぶだけ。
2DCADで文字盤を複製
【分】と【秒】は0-60だけど、【時】は0-24なので目盛りの間隔が変わります。 あと1つはスペースが空いていたので適当に空の文字盤を載せておきました。
完成
プログラムはこちら
先程の【秒】を3つ並べただけで、めちゃくちゃシンプルです。 Scaleモジュールがサーボモーターのバラツキをしっかり吸収してくれています。 いい感じ?
動画
こちらも音ありでどうぞ!
ちなみに、日付が変わる瞬間は、 3本の針が一気に0に戻るところが味がありますね!
続きます!
さて、これだけでもわくわくする「デジタルでアナログな時計」ですが、なんと、さらに進化します! その2の記事を近々アップする予定ですので、どうぞお楽しみに! (Created by Kazuhiro Maeda)
どんな挙動にするか
付属のサーボモーターは180度までしか回転しない しかし、時計は360度ぐるぐるまわり続ける そこで、 アナログメータみたいにすればいいのでは? と思いつきました。
こんなやつ。(参考:https://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-00142/) 「端まで行ったら0に戻る」感じがサーボモーターらしさのある動きで味があるので採用! 動きが決まったので、実際に作ってみよう!
秒針のみをサーボモーター
1セットに2種類のサーボモーターが1つずつあるので、 とりあえず、秒針だけサーボモーターで作ってみます。
しかし、秒針だけだと味気ないし、大事な時間が分からないので、VIVIWARE Cell Message Board(以降、Message Board Cell )に【時】と【分】を表示します。
3DCADでモデリング
メインの板
Message Board Cell が落ちないように固定する蓋。
こちらは針。 サーボモーターの取り付けパーツにはめて使います。
サーボモーターの個体差による0の位置ズレを調整できるようにするために、針は両面テープで固定することにしました。
2DCAD*1で文字盤を作成
3Dプリンタで目盛を描くと見づらそうだったので、紙に目盛を印刷して貼り付けることにしました。 (*1: CADとは、設計図や図形などをコンピューター上で簡単に描けるようにしたソフトのことで、2DCADは2次元(平面)に特化しています。)
貼り付け手順
1. 円カッター中心の円をカット(サーボモーターを避けるための穴) 2. 外周をカット 3. T字の線と外枠を板の線に合わせて貼る
完成
ピッタリな寸法でプリントできたので、ネジ止めしなくても固定ができました。 お試しなので、紙や針はテープのりで簡単に貼り付けました。
Message Board Cellを取るとこんな感じ。
3辺は引っかかりを設けて、蓋の1辺は引っかかりがない構造です。
プログラムはこちら
※2021/09/02配布
このQRコードを「ハードウェアを追加」で起動するカメラで読み込むと、プログラムをダウンロードできます。
【秒】にはScaleモジュールを使い、サーボモーターの±反転と0-60の位置調整に使っています。 (サーボモーターの個体差の影響はここを調整)
【時】と【分】は10以下のとき、10の位が無くなってしまうので、それを補うために0を付け足す条件を入れました。
【:】だけでは寂しかったので、1秒ごとに点滅するようにしました。
動画
是非、音ありで御覧ください!
全部サーボモーター
さて、ここまで作ってみて・・・ やはり、全部サーボモーターで動かしてみたいという気持ちが湧きます! ということで、【時】【分】【秒】をすべてサーボモーターにしましょう!
3DCADでモデリング
同じ形が3つ並ぶだけ。
2DCADで文字盤を複製
【分】と【秒】は0-60だけど、【時】は0-24なので目盛りの間隔が変わります。 あと1つはスペースが空いていたので適当に空の文字盤を載せておきました。
完成
プログラムはこちら
先程の【秒】を3つ並べただけで、めちゃくちゃシンプルです。 Scaleモジュールがサーボモーターのバラツキをしっかり吸収してくれています。 いい感じ?
動画
こちらも音ありでどうぞ!
ちなみに、日付が変わる瞬間は、 3本の針が一気に0に戻るところが味がありますね!
続きます!
さて、これだけでもわくわくする「デジタルでアナログな時計」ですが、なんと、さらに進化します! その2の記事を近々アップする予定ですので、どうぞお楽しみに! (Created by Kazuhiro Maeda)