Example 2023.7.7

Zaku head with luminous mono eye モノアイが光るザクヘッド

ザクの目を「ぐぽーん」と光らせます

タグ一覧 Tag List

使っているVIVIWARE Cell VIVIWARE Cell

その他使っているもの Other Parts

近頃いろいろなところで見かけるようになったカプセルトイ。

私も気になるものを見かけるとつい回してしまいます。

中でもお気に入りはこちらのザクヘッド。

機動戦士ガンダムに登場するMSザクⅡの頭部モデルです。

値段は1回500円ですが、完成度はかなり高く、組み立てるだけで迫力のあるザクの頭部のディスプレイが完成します。

以前からこちらに塗装を施すなど楽しんでいたのですが、今回はこちらのザクヘッドの目をVIVIWARE Cellを使ってカスタムしていきたいと思います。

具体的には次の2点をできるようにしていきます。

  • モノアイをLEDを使って「ぐぽーん」と光らせたい。
  • モノアイを動かせるようにしたい。

ハードウェア

まずはモノアイをLEDに入れ替えます。

しかし、VIVIWARE Cell LED(以降、LED Cell)をそのまま入れようとしてもサイズが大きく頭部に収めることができません。

そのため、今回はLEDを引き出して使用することにします。

 

VIVIWARE Cellは、底面の4か所のネジを外すことで分解することができます。

LED Cellは、底面を外すと下の写真の通り分解できます。

さらに、LEDはピンソケットから引き抜くことで、簡単に基板から取り外すことができます。

今回は、このLEDの足をコードとピンヘッダを使って延長することで、LED Cellから少し離れたところでLEDを点灯できるようにしました。

基板上にピンヘッダを挿しこむ際に、向き等に注意しないとLEDが点灯しないので気を付けてください。

これで、あとはLED Cellを通常使用するのと同じ方法で、LEDを点灯させることができます。

無事に点灯することが確認できれば、LED側の準備は完了です。

 

続いて、LEDが動くようにサーボモーターを仕込みます。

サーボモーターは、筐体の邪魔になりそうな部分をカットして、ネジを使って筐体に固定します。

サーボモーターの先端に付属のLEDを固定したサーボホーンを取り付けて、動かすための仕込みは完了です。

あとはVIVIWARE Cell CoreLED Cell、サーボモーターを動かすためのVIVIWARE Servo Cell(以降、Servo Cell)、サーボモーターの動きを制御するためのVIVIWARE Cell Rotator(以降、Rotator Cell)を接続すれば準備完了です。

プログラム

プログラムの全体構成は、以下の通りです。

Rotator CellPush機能を使ってLEDのOn/Offを切り替え、ノブを回すことでサーボを動かしてLEDを左右に動かせるようにしています。

また、LEDの光はピンクになるように、RGBを調整しています。

 

完成

動きを見てみましょう。

無事にザクのモノアイを光らせて動かすことができました。

自宅で眠っていたおもちゃをVIVIWARE Cellを使ってアップデートしてみてはいかがでしょうか。

プロジェクトシェア

 

 

近頃いろいろなところで見かけるようになったカプセルトイ。

私も気になるものを見かけるとつい回してしまいます。

中でもお気に入りはこちらのザクヘッド。

機動戦士ガンダムに登場するMSザクⅡの頭部モデルです。

値段は1回500円ですが、完成度はかなり高く、組み立てるだけで迫力のあるザクの頭部のディスプレイが完成します。

以前からこちらに塗装を施すなど楽しんでいたのですが、今回はこちらのザクヘッドの目をVIVIWARE Cellを使ってカスタムしていきたいと思います。

具体的には次の2点をできるようにしていきます。

  • モノアイをLEDを使って「ぐぽーん」と光らせたい。
  • モノアイを動かせるようにしたい。

ハードウェア

まずはモノアイをLEDに入れ替えます。

しかし、VIVIWARE Cell LED(以降、LED Cell)をそのまま入れようとしてもサイズが大きく頭部に収めることができません。

そのため、今回はLEDを引き出して使用することにします。

 

VIVIWARE Cellは、底面の4か所のネジを外すことで分解することができます。

LED Cellは、底面を外すと下の写真の通り分解できます。

さらに、LEDはピンソケットから引き抜くことで、簡単に基板から取り外すことができます。

今回は、このLEDの足をコードとピンヘッダを使って延長することで、LED Cellから少し離れたところでLEDを点灯できるようにしました。

基板上にピンヘッダを挿しこむ際に、向き等に注意しないとLEDが点灯しないので気を付けてください。

これで、あとはLED Cellを通常使用するのと同じ方法で、LEDを点灯させることができます。

無事に点灯することが確認できれば、LED側の準備は完了です。

 

続いて、LEDが動くようにサーボモーターを仕込みます。

サーボモーターは、筐体の邪魔になりそうな部分をカットして、ネジを使って筐体に固定します。

サーボモーターの先端に付属のLEDを固定したサーボホーンを取り付けて、動かすための仕込みは完了です。

あとはVIVIWARE Cell CoreLED Cell、サーボモーターを動かすためのVIVIWARE Servo Cell(以降、Servo Cell)、サーボモーターの動きを制御するためのVIVIWARE Cell Rotator(以降、Rotator Cell)を接続すれば準備完了です。

プログラム

プログラムの全体構成は、以下の通りです。

Rotator CellPush機能を使ってLEDのOn/Offを切り替え、ノブを回すことでサーボを動かしてLEDを左右に動かせるようにしています。

また、LEDの光はピンクになるように、RGBを調整しています。

 

完成

動きを見てみましょう。

無事にザクのモノアイを光らせて動かすことができました。

自宅で眠っていたおもちゃをVIVIWARE Cellを使ってアップデートしてみてはいかがでしょうか。

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