Example 2022.01.26

Cup Noodle Timer 動く!カップヌードルタイマー

タイマーなんて世の中にありふれているけれど、動きのある少し楽しいタイマーを作りました。 タイマーなんて世の中にありふれているけれど、動きのある少し楽しいタイマーを作りました。

使っているVIVIWARE Cell VIVIWARE Cell


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    M

その他使っているもの Other Parts


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  • 付属のモーターカバー
  • 六角支柱(30mm)
  • M3ネジ&ナット
  • タミヤ ユニバーサルプレートL
  • タミヤ ユニバーサルアームセット
  • タミヤ クロスユニバーサルアームセット
  • カップヌードルの空き容器
  • タミヤ ユニバーサルプレート用スライドアダプター

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上野駅にあるお蕎麦屋さんに空中に浮かんだ箸がそばを持ち上げるように動く看板があり、見かけるたびにちょっと楽しい気分になります。

こんなのが家にあったら日常が賑やかになっていいかも、ということでVIVIWARE Cellを使って製作してみました。

<構想>

お箸がそばをただ上下させるオブジェでは用途がなさそうなので、カップヌードルを食べるときに使えるようにタイマー機能と組み合わせることにしました。

上下の動きについては、モーターの回転運動を直線運動に変える「スライダークランク機構」を使用して、ここにタイマーとモーターの動きをVIVIWARE Cellを使って制御して組み合わせれば、うまく実現できそうなので詳細を設計してみます。

<設計>

■駆動部分

上下の動きを作るために、付属のモーターの回転運動を直線運動に変える駆動部分(スライダークランク機構)を設計します。

スライダークランク機構を作るにあたり、タミヤのスライドアダプターとクロスユニバーサルプレートを組み合わせて使用すると手軽にできます。

一緒にユニバーサルプレートなどを使用すると、部品の取り付けの試行錯誤も簡単なのでおすすめです。

付属のサーボモーターはモーターカバーを用いてユニバーサルプレートに取り付けていますが、穴の位置が合わないのでユニバーサルプレートにモーターカバーに合わせて穴を開けてネジとナットで固定します。

■土台部分

上記の駆動部分を固定するために箱組の土台部分を設計します。

その土台部分の側面にVIVIWARE Cell Mounterを取り付けておいて、各種VIVIWARE Cellを設置しやすくしておきます。

電池ボックスは土台部分の底面に配置。

そして土台部分からはみ出した駆動部分は、カップヌードルの空き容器を被せて隠すことにしました。

VIVIWAREは、VIVIWARE Cell Coreに加え、モーターを動かすためにVIVIWARE Cell Motor Driver、タイマーをスタートさせたりリセットするためにVIVIWARE Cell Button、タイマーの残り時間を表示するためにVIVIWARE Cell Message Boardを使用します。

 

<制作>

■駆動部分

実際に組み立ててみて駆動部分は設計の通りに組みたてられるか、動きに問題がないか確認。

付属のモーターにタミヤのクロスユニバーサルアームセットの部品を取り付けるのが少しきついので、穴を少し拡張してあげるといいかもしれません。

■土台部分

土台部分はMDFをレーザカッターで切り出して作りました。

電池BOXとモーターの線を引き回すための穴を開けておくと、線をできるだけ土台の中に収めることができてすっきりするのでお勧めです。

駆動部分は、土台部分の上蓋に六角スペーサーで固定しておきます。

■プログラム部分

今回のプログラムの全体像になります。

大きく分けて、

  • ボタンを押してタイマーをスタート/リセットする部分(青囲み部分)
  • タイマーをカウントダウンする部分(赤囲み部分)
  • カウントダウンを表示させてカウントが0になったらモーターを動かす部分(緑囲み部分)

の3つに分けられます。

特に肝となるカウントダウンの部分の拡大がこちらです。


Routineの部分で1秒ごとにチクタクとカウントしています。

このRoutineモジュールのパラメータを、ふたつとも0.5に設定しているのには理由があります。

  • 1秒ごとにCountを発動したいので、Routineは1秒で1周(Loop)する必要がある
  • Countはずーっとtrueだと発動しない
  • 1秒ごとに数を数えたいときは、truefalseを交互に1秒周期で出力する必要がある

そこで、ここでは0.5秒ずつでtrueとfalseを出力しています。

なお、0.5秒で設定しないと動作しない、ということではありません。

合計が1秒に収まれば、0.8と0.2でも要件は満たせます。

ただし、0.999999,0.000001のような極端な数値にすると、内部クロックの都合上、後者が発動していないように見える可能性があるので、今回は半分の0.5, 0.5としています。

そして、Analog OutputモジュールCountモジュール中の「30」を変更することでタイマーの設定時間を変更することができます。

<完成>

完成したのがこちらになります。

無事に騒がしいカップヌードルのタイマーが完成しました。

身の回りのありふれたものに一味加えてアレンジしてみるのも楽しいですよ。

 

(Created by Masatoshi Imai)

上野駅にあるお蕎麦屋さんに空中に浮かんだ箸がそばを持ち上げるように動く看板があり、見かけるたびにちょっと楽しい気分になります。

こんなのが家にあったら日常が賑やかになっていいかも、ということでVIVIWARE Cellを使って製作してみました。

<構想>

お箸がそばをただ上下させるオブジェでは用途がなさそうなので、カップヌードルを食べるときに使えるようにタイマー機能と組み合わせることにしました。

上下の動きについては、モーターの回転運動を直線運動に変える「スライダークランク機構」を使用して、ここにタイマーとモーターの動きをVIVIWARE Cellを使って制御して組み合わせれば、うまく実現できそうなので詳細を設計してみます。

<設計>

■駆動部分

上下の動きを作るために、付属のモーターの回転運動を直線運動に変える駆動部分(スライダークランク機構)を設計します。

スライダークランク機構を作るにあたり、タミヤのスライドアダプターとクロスユニバーサルプレートを組み合わせて使用すると手軽にできます。

一緒にユニバーサルプレートなどを使用すると、部品の取り付けの試行錯誤も簡単なのでおすすめです。

付属のサーボモーターはモーターカバーを用いてユニバーサルプレートに取り付けていますが、穴の位置が合わないのでユニバーサルプレートにモーターカバーに合わせて穴を開けてネジとナットで固定します。

■土台部分

上記の駆動部分を固定するために箱組の土台部分を設計します。

その土台部分の側面にVIVIWARE Cell Mounterを取り付けておいて、各種VIVIWARE Cellを設置しやすくしておきます。

電池ボックスは土台部分の底面に配置。

そして土台部分からはみ出した駆動部分は、カップヌードルの空き容器を被せて隠すことにしました。

VIVIWAREは、VIVIWARE Cell Coreに加え、モーターを動かすためにVIVIWARE Cell Motor Driver、タイマーをスタートさせたりリセットするためにVIVIWARE Cell Button、タイマーの残り時間を表示するためにVIVIWARE Cell Message Boardを使用します。

<制作>

■駆動部分

実際に組み立ててみて駆動部分は設計の通りに組みたてられるか、動きに問題がないか確認。

付属のモーターにタミヤのクロスユニバーサルアームセットの部品を取り付けるのが少しきついので、穴を少し拡張してあげるといいかもしれません。

■土台部分

土台部分はMDFをレーザカッターで切り出して作りました。

電池BOXとモーターの線を引き回すための穴を開けておくと、線をできるだけ土台の中に収めることができてすっきりするのでお勧めです。

駆動部分は、土台部分の上蓋に六角スペーサーで固定しておきます。

■プログラム部分

今回のプログラムの全体像になります。

大きく分けて、

  • ボタンを押してタイマーをスタート/リセットする部分(青囲み部分)
  • タイマーをカウントダウンする部分(赤囲み部分)
  • カウントダウンを表示させてカウントが0になったらモーターを動かす部分(緑囲み部分)

の3つに分けられます。

特に肝となるカウントダウンの部分の拡大がこちらです。


Routineの部分で1秒ごとにチクタクとカウントしています。

このRoutineモジュールのパラメータを、ふたつとも0.5に設定しているのには理由があります。

  • 1秒ごとにCountを発動したいので、Routineは1秒で1周(Loop)する必要がある
  • Countはずーっとtrueだと発動しない
  • 1秒ごとに数を数えたいときは、truefalseを交互に1秒周期で出力する必要がある

そこで、ここでは0.5秒ずつでtrueとfalseを出力しています。

なお、0.5秒で設定しないと動作しない、ということではありません。

合計が1秒に収まれば、0.8と0.2でも要件は満たせます。

ただし、0.999999,0.000001のような極端な数値にすると、内部クロックの都合上、後者が発動していないように見える可能性があるので、今回は半分の0.5, 0.5としています。

そして、Analog OutputモジュールCountモジュール中の「30」を変更することでタイマーの設定時間を変更することができます。

<完成>

完成したのがこちらになります。

無事に騒がしいカップヌードルのタイマーが完成しました。

身の回りのありふれたものに一味加えてアレンジしてみるのも楽しいですよ。

(Created by Masatoshi Imai)

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