News

立命館中学校の総合の授業に参加しました! 立命館中学校の総合の授業に参加しました!

2023.11.3 November 3rd, 2023

2023年10月10日に立命館中学校の2年生を対象に行われた総合的な探求の時間でVIVIWAREを使った授業が実施されました!

この授業は全6回で行われ、VIVIWAREを使って、世の中にあるさまざまなモノの動作や仕組みを紐解きながら、最終的には各クラスでVIVIWAREでロボットを制御してゴールまでの速さを競う競技をおこないました。

 

VIVIWAREは、アプリで作ったプログラムをハードウェアに送信して、実際に物を動かしたり、音を鳴らしたりすることができるプロトタイピングツールです。授業では、生徒たちがVIVIWAREを使って自身のアイデアを具現化し、実際に動作させることができました。

「プログラミング」と聞くと、難しいコードをたくさん書いて実物が動作を始めるまでにもとても時間と労力がかかる、というイメージがあったようですが、VIVIWAREはタブレットと手元のハードウェアを行き来しながら、すぐに自分が動かしたい形になるので、生徒さんたちはゲーム感覚で遊びながらプログラムを組んでいました!

まずは、音を鳴らしたり光らせたりと基本的な操作を学び、「近づけると音がなる」など、先生が出したお題に対して、クイズを解くようにグループで話し合いながらお題をクリアしていきました。

授業の合間に挟まれる先生(理科担当)のスライドも、先生の専門分野から見たお話を交えて授業を形成されていて、とても面白かったです!

  • LEDとは?→赤や黄色はもとからあったけど、青色LEDはノーベル賞を取ったよ!
  • モーターやサーボとは?→車や機械を動かすことができる。工場で使われていたり、配膳ロボットや介護ロボットなんかもあるよね!
  • 測距センサーとは?→自動ドアやライトなどに使われているし、自動運転にもつながる!

などなど、身近な話題から様々な技術の話題へと進んでいき、子どもたちの興味を逃さない工夫、素晴らしいです!

 

 

次に、競技に使うベースロボットを動かすためにモーターの回り方についてみんなで考えました。

このベースロボ、モーターに同じ値を入れて回転させると、どうやら左右で逆の回転になってしまいます・・・。

はてはて、なぜなのか・・・。

実はモーターの取り付け方に答えが隠されていました!

詳しい解説はこちら(モーターを2つ使ってロボットを動かそう

 

VIVIWAREやロボットの動きにだいぶ慣れてきた生徒さんたちは、一見しただけでこの仕組みを理解してプログラムで制御しているグループも少なくなかったとか・・・!(すごい!)

 

さあ、いよいよ競技に向けての最終調整です!

今回は、最終授業が本番と言うことで、今までの楽しい雰囲気も少し緊迫したような慌ただしい雰囲気になり、見ているこちらもドキドキです!

グループの中でも、プログラミング担当コントローラー担当指示担当と枠割分担をしていました。しかし、本番当日にプログラミング担当の生徒さんがおやすみのグループがいたりして「俺、プログラムできるかわからへん〜!!」と声が聞こえてきたりもしてなんともドタバタ!

結局、そのチームもなんとかプログラミングを終え競技に臨むことができました。よかったです。

 

こちらが競技用のコースです。

通常はこの4等分したコースに1グループずつ配置した、4チーム対決だったそうなのですが、今回は特別に2グループ対決にしていただきました👏このクラスは9グループあり、2グループ対決後決勝戦をおこないました。

緑の線を踏まずにオレンジのスタートからゴールまで早くたどり着いたほうが勝ちという至ってシンプルなルール。

もし、緑の線を踏んでしまった場合には、その一本前の線の位置まで戻されてしまうので、要注意です!

(現地で説明中の先生の周りをチョロチョロと走るロボと生徒さんたち姿がなんとも可愛くてほっこりしました)

他のクラスでは、スタート位置の端からまっすぐ直進してゴールへ向かおうとするなど、なんとも巧妙にコースの穴(?)を突いてくるグループもあったそうで、絶対に曲がらないとゴールできないように先生がコースを作り変えたりもしたそうです!そういう賢さの攻防、私は好きです。笑

授業全体を通して、比較的、男の子の方が興味津々な様子が目立ったそうですが、競技始まった途端クラスの雰囲気が一変!今まで大人しかった女の子たちが「がんばれー!負けるなー!」と大きな声援を送ったり、接戦で勝利したときにはジャンプしながら大喜びしたりと、なんだか体育祭のような熱い時間になりました。

中でもいい試合だった最終決戦の様子をご覧ください!

最初は手前のロボが軽やかに進みどんどん差をつけていくのですが、折り返し地点でまさかのバック走法になってしまい前進に手こずります。一方奥のロボは、ゆっくりですが着実にコースを進んでいます。

そして大きな勝敗の決め手になったのが、最終局面で手前のロボが緑線判定で一本前に戻されてしまったところです。

その隙に、奥のロボットがしっかりゴールイン!

まさに、リアル「うさぎとかめ」のような展開に、クラス全員が大盛り上がり!

そして、この白熱した激戦も幕を閉じ、あっとゆう間に授業終了。

 

最後に、楽しかった!またやりたい!と生徒さんから声をかけていただき、ぜひ今後も遊びに、学びに、VIVIWAREを活用してほしいなと思いました。

今回の潜入レポートを通じて、VIVIWAREが授業の中でどのように活用されていくのかを知ることができ、生徒たちの学びをより実践的で創造的なものにするためのツールであると再認識することができました!

 

2023年10月10日に立命館中学校の2年生を対象に行われた総合的な探求の時間でVIVIWAREを使った授業が実施されました!

この授業は全6回で行われ、VIVIWAREを使って、世の中にあるさまざまなモノの動作や仕組みを紐解きながら、最終的には各クラスでVIVIWAREでロボットを制御してゴールまでの速さを競う競技をおこないました。

 

VIVIWAREは、アプリで作ったプログラムをハードウェアに送信して、実際に物を動かしたり、音を鳴らしたりすることができるプロトタイピングツールです。授業では、生徒たちがVIVIWAREを使って自身のアイデアを具現化し、実際に動作させることができました。

「プログラミング」と聞くと、難しいコードをたくさん書いて実物が動作を始めるまでにもとても時間と労力がかかる、というイメージがあったようですが、VIVIWAREはタブレットと手元のハードウェアを行き来しながら、すぐに自分が動かしたい形になるので、生徒さんたちはゲーム感覚で遊びながらプログラムを組んでいました!

まずは、音を鳴らしたり光らせたりと基本的な操作を学び、「近づけると音がなる」など、先生が出したお題に対して、クイズを解くようにグループで話し合いながらお題をクリアしていきました。

授業の合間に挟まれる先生(理科担当)のスライドも、先生の専門分野から見たお話を交えて授業を形成されていて、とても面白かったです!

  • LEDとは?→赤や黄色はもとからあったけど、青色LEDはノーベル賞を取ったよ!
  • モーターやサーボとは?→車や機械を動かすことができる。工場で使われていたり、配膳ロボットや介護ロボットなんかもあるよね!
  • 測距センサーとは?→自動ドアやライトなどに使われているし、自動運転にもつながる!

などなど、身近な話題から様々な技術の話題へと進んでいき、子どもたちの興味を逃さない工夫、素晴らしいです!

 

 

次に、競技に使うベースロボットを動かすためにモーターの回り方についてみんなで考えました。

このベースロボ、モーターに同じ値を入れて回転させると、どうやら左右で逆の回転になってしまいます・・・。

はてはて、なぜなのか・・・。

実はモーターの取り付け方に答えが隠されていました!

詳しい解説はこちら(モーターを2つ使ってロボットを動かそう

 

VIVIWAREやロボットの動きにだいぶ慣れてきた生徒さんたちは、一見しただけでこの仕組みを理解してプログラムで制御しているグループも少なくなかったとか・・・!(すごい!)

 

さあ、いよいよ競技に向けての最終調整です!

今回は、最終授業が本番と言うことで、今までの楽しい雰囲気も少し緊迫したような慌ただしい雰囲気になり、見ているこちらもドキドキです!

グループの中でも、プログラミング担当コントローラー担当指示担当と枠割分担をしていました。しかし、本番当日にプログラミング担当の生徒さんがおやすみのグループがいたりして「俺、プログラムできるかわからへん〜!!」と声が聞こえてきたりもしてなんともドタバタ!

結局、そのチームもなんとかプログラミングを終え競技に臨むことができました。よかったです。

 

こちらが競技用のコースです。

通常はこの4等分したコースに1グループずつ配置した、4チーム対決だったそうなのですが、今回は特別に2グループ対決にしていただきました👏このクラスは9グループあり、2グループ対決後決勝戦をおこないました。

緑の線を踏まずにオレンジのスタートからゴールまで早くたどり着いたほうが勝ちという至ってシンプルなルール。

もし、緑の線を踏んでしまった場合には、その一本前の線の位置まで戻されてしまうので、要注意です!

(現地で説明中の先生の周りをチョロチョロと走るロボと生徒さんたち姿がなんとも可愛くてほっこりしました)

他のクラスでは、スタート位置の端からまっすぐ直進してゴールへ向かおうとするなど、なんとも巧妙にコースの穴(?)を突いてくるグループもあったそうで、絶対に曲がらないとゴールできないように先生がコースを作り変えたりもしたそうです!そういう賢さの攻防、私は好きです。笑

授業全体を通して、比較的、男の子の方が興味津々な様子が目立ったそうですが、競技始まった途端クラスの雰囲気が一変!今まで大人しかった女の子たちが「がんばれー!負けるなー!」と大きな声援を送ったり、接戦で勝利したときにはジャンプしながら大喜びしたりと、なんだか体育祭のような熱い時間になりました。

中でもいい試合だった最終決戦の様子をご覧ください!

最初は手前のロボが軽やかに進みどんどん差をつけていくのですが、折り返し地点でまさかのバック走法になってしまい前進に手こずります。一方奥のロボは、ゆっくりですが着実にコースを進んでいます。

そして大きな勝敗の決め手になったのが、最終局面で手前のロボが緑線判定で一本前に戻されてしまったところです。

その隙に、奥のロボットがしっかりゴールイン!

まさに、リアル「うさぎとかめ」のような展開に、クラス全員が大盛り上がり!

そして、この白熱した激戦も幕を閉じ、あっとゆう間に授業終了。

 

最後に、楽しかった!またやりたい!と生徒さんから声をかけていただき、ぜひ今後も遊びに、学びに、VIVIWAREを活用してほしいなと思いました。

今回の潜入レポートを通じて、VIVIWAREが授業の中でどのように活用されていくのかを知ることができ、生徒たちの学びをより実践的で創造的なものにするためのツールであると再認識することができました!

 

Share

share
close

Share